制作者の観察日記~国王、冬眠したい~
❁あけましておめでとうございます
こんばんは、国王の旦那でございます。
新年一発目の投稿がこのお話というのも・・・と思いましたが、
国王の独断と偏見での投稿になります。
皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今回は、国王が冬時期になると、起床時に冬眠したいと騒いでいるお話でございます。
❁国王は、とにかく
朝が弱い!!
のですが、
最近は早寝早起を心がけていたことから、
少しずつ改善しておりました。
ただ、そう簡単に改善するわけでもなく、
日によっては朝は眠気から「ご乱心」になることがあります
(国王が朝っぱから「ご乱心」になったお話は、「制作者の観察日記~国王、ご乱心③」をご参照ください)。
❁ある冬時期、
いつもどおり国王を朝6時20分頃に起こした際、
国王は半目で布団に包まりながら言うのでした。
「外暗いから、まだ朝じゃない。だから、起きない。」
日が昇るのが遅くなっているため、
言っていることは事実ですが、
時刻は朝6時20分で、
残念ながら起きる時間であることも、
また事実なのでした。
ですので、私も国王を起こすことに必死になりました。
すると、国王は続けました。
「僕、プーさん、プー太郎のプーさん。だから、冬眠するの。おやすみ。」
(ん?プーさんってことは熊か??いや、プー太郎だから人間か???)
なんと、
国王は愛らしい「熊のプーさん」ではなく、
詰まるところ働かない
「人間のプーさん」
になりたいから冬眠したいと騒ぎ出した上、
二度寝をかまそうとしたのです。
そんなことは許されることはなく、
国王は私の手によって叩き起こされますが、
そうすると国王は涙ぐみながら布団の上で言いました。
「私は冬眠したいだけなのに、どうしてこんな酷い仕打ちができるのよ(涙)。」
あまりに衝撃的でしょうもない涙の理由ですが、
そんなアホな壮大な夢は認められることはなく、
予定より20分後に起こされ、
私に急かされながら国王はトボトボと準備を開始したのでした。
世の人たちは
「プーさん(プー太郎)になりたい」
と思っていても中々、
口に出すことは気が引けることかもしれませんが、
冬時期になると
週1は少なくとも騒ぎ出してしまう国王なのでした。